2/08/2017

高校から美術系の学校に進む


中学3年生の頃、美術系の高校は2校見学に行きました。どちらも実際に見に行って校舎や生徒の雰囲気を確かめました。お部屋探しの時もそうだけど、自分の足で現地まで行って確かめる事はとても大切です。

パンフレットを見ただけではやはり雰囲気までは解かりません。私の行った学校は本当に明るい雰囲気があり、見学の時にすれ違う生徒も感じがよかったので決めました。実際3年間、課題量はとにかく凄かったけれど毎日充実していました。


高校に入って思ったのは、回りと比べて本当に自分が絵が描けないと思い知らされた事、量をこなしてきていない事、絵を仕事にしようとしている子がこれだけいるのかと分かった事です。(朝会でグラウンドにいる生徒の数にはゾッとしました)普通の公立中学校にいた頃は「このままではヤバイ」ということに気が付いていませんでした。美術の成績もガコーンと落ちて成績表を見た瞬間固まりました(笑)


中学の頃によく描いていた絵といったら漫画のイラストを真似たり、通信の水彩画講座でほんの少し水彩画を描いたりしただけ。


高校でデッサンなどを友達に見てもらうと、中学の頃と違ってお世辞で褒めるという事が殆ど無くて
「この部分の形が狂ってるよ」「ここもっと濃くしないと変だよ」
などはっきりと言われた事が新鮮でした。


楽しみにしていたのは先輩達の描いた絵の掲示物。教室の外のコルクボードに上手な人の絵が貼りだされていて自分があと2年でここまで出来るのかとヒヤヒヤしたり、うっとり眺めたりしていました


絵を描く事に加えて当たり前だけど普通の勉強もあります。どちらもじっと座って取り組むものなので、絵が好きな子はストップウォッチで強制的に休憩!こまめに体を動かして病気にならない様本当に気をつけて下さい。